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都市デザイン工学科が新入生オリエンテーションを実施しました

2012.05.22

  • 阪神・淡路大震災で被災した構造物の見学 阪神・淡路大震災で被災した構造物の見学
  • 「橋の科学館」の見学 「橋の科学館」の見学
  • 明石海峡大橋を背景に集合写真 明石海峡大橋を背景に集合写真

 5月12日、工学部都市デザイン工学科は新入生のほか、勉強や大学生活についてアドバイスをする大学院生、教員など124人が参加して新入生オリエンテーションを実施しました。同学科の学生たちは、災害に強い街づくり、多くの人々が安心して安全に暮らせる社会基盤整備などの分野で貢献できる技術者を目指して専門知識や技術を学びます。そこでこのオリエンテーションでは、阪神・淡路大震災の被災・復興体験を風化させることなく後世に語り継ぎ、減災などに役立てることを目的にさまざまな資料を展示している施設の見学などを中心に行いました。
 被災した構造物などを保管・展示している阪神高速道路株式会社「震災資料保管庫」の見学では、同社社員として活躍されている本学OBの方による詳細な説明とともに、実際に被災した構造物を間近で見ることができ、教室で学ぶことができない貴重な経験になりました。参加した新入生からは「17年前に発生した阪神・淡路大震災の記憶が自分には全くないので、実際に被災した構造物を目の当たりにして、改めて地震の怖さを認識しました」などの感想が聞かれました。
 「北淡震災記念公園」では、阪神・淡路大震災で現れた国指定天然記念物・野島断層がありのままに保存されている様子などを見学しました。
 このほか、明石海峡大橋を中心に、本州四国連絡橋の建設に用いられた世界最高水準の架橋技術を一堂に集めた「橋の科学館」などを見学し、本学OBによる詳細な説明を受けながら、これから自分たちが学んでいく専門知識や技術が社会とどう関係し、どのようなところに役立っているのかについて理解を深めました。