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JR高槻駅の「えきちかギャラリー」で空間デザイン研究室がパネル展示を行っています

2012.06.12

  • 「えきちかギャラリー」 「えきちかギャラリー」
  • 空間デザイン研究室のパネル展示 空間デザイン研究室のパネル展示

 本学工学部都市デザイン工学科の空間デザイン研究室(吉川眞教授)では、高槻市からの依頼により、JR高槻駅の駅前広場地下通路にある「えきちかギャラリー」で、研究成果を紹介するパネル展示を行っています。同研究室では、空間情報技術の活用による歴史的景観の保全と復元に関する研究などに取り組んでおり、高槻市との協働プロジェクトとして、「JR高槻駅前再開発」や「高槻城の復元」などに関する調査・研究なども手掛けてきました。このパネル展示は、それらの研究成果を市民の皆さんに広く知っていただき、高槻市に対する理解を一層深めてほしいとの思いから継続して行っているもので、今回で3回目の展示になります。
 現在展示されているパネルは、空間情報技術を活用することで3次元の都市モデルを構築し、景観シミュレーションによって近世なにわの都市景観を再現した「絵図判読による近世なにわの景観復元」や、昨年10月に本学で開催した「完全復元伊能図全国巡回フロア展in大阪工業大学」の際にオリジナル企画として展示し、来場者の高い関心を集めた「街道から見る伊能忠敬の足跡」を紹介するパネルなど6点です。「街道から見る伊能忠敬の足跡」では、GISソフトを用いて伊能図と現代図を重ね合わせ、伊能測量隊が歩いたであろう大阪府内の軌跡などを辿っています。
 同研究室ではこれまで、高槻城と城下の様子を再現した「デジタルミュージアム・高槻城3D映像」の制作にも協力しており、現代の高槻と江戸時代の高槻がオーバーラップした迫力のある映像が同市webサイトの「しろあと歴史館」で公開されています。
 JR高槻駅の駅前広場地下通路にある「えきちかギャラリー」にぜひお立ち寄りください。