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第1回「あさひ”ちょこっと”科学セミナー」を開催しました

2012.10.01

  • 熱心に講義を聞く参加者の皆さん 熱心に講義を聞く参加者の皆さん
  • ロボットフィンガーを使った体験実験 ロボットフィンガーを使った体験実験

 9月29日、本学と大阪市旭区役所の共催で第1回「あさひ”ちょこっと”科学セミナー」を大宮キャンパスで開催しました。
 工学部ロボット工学科の筒井教授が講師となり、「脳と機械がつながった!」というテーマで現在開発が進んでいるロボット技術、人間の脳の仕組み、人間とロボットをつなぐインタフェースの技術などについて講義をしました。特に、間もなく突入する高齢化社会に備えた福祉・介護ロボットの話は参加者の興味を引きました。
 セミナーには、多くの旭区民や近隣の方々が参加し、「事故で指を失った方が、あたかも指が存在するような感覚を覚えることがあると聞くが、脳はどのような認識をしているのか」など活発な質問が飛び交うアットホームなセミナーになりました。
 終盤には、全員が参加してロボットフィンガーの体験実験を行いました。ロボットフィンガーは、体に運動障害や機能不全がある場合などに、人の手に代わって仕事をするロボットです。腕にセンサーを貼り付けて微弱な電気信号を取り出す機器をつないだあと、腕を内外に動かすとそれに連動してロボットフィンガーが動きだし、参加者から驚きの喚声が上がりました。
 第2回と第3回セミナーは12月に開催しますので、奮ってご参加ください。