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私立大学戦略的研究基盤形成支援事業のプロジェクト成果報告会を実施しました

2012.11.05

  • 佐々センター長による概要説明 佐々センター長による概要説明
  • 発表後には積極的な質問が続きました 発表後には積極的な質問が続きました
  • ポスター展示ではさまざまな情報交換が行われました ポスター展示ではさまざまな情報交換が行われました

 10月29日、ナノ材料マイクロデバイス研究センターは、文部科学省から平成23年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に選定された「セキュアライフを支援するデバイス・システム基盤研究拠点の形成」のプロジェクト成果報告会として第2回シンポジウムを大宮キャンパスで開催し、学生や教職員、教育関係者など約70人が参加しました。
 はじめに川田工学部長から開催の挨拶があり、続いて佐々ナノ材料マイクロデバイス研究センター長から本事業の概要について説明を行いました。
 招待講演では、東京大学生産技術研究所の平川一彦教授をお迎えし、「原子スケールナノ構造と極限トランジスタへの展開」と題して、自己組織化InAs量子ドットと単一電子トランジスタや通電断線法を用いた単一分子トランジスタの作製について講演いただきました。続いて北陸先端科学技術大学院大学マテリアルサイエンス研究科の高村禅教授が「実用化が進むバイオチップ技術」をテーマに講演し、微小流体デバイスが様々な新センシング方法、溶液操作法、集積化により、具体的な応用と結びついて更なる発展、実用化が期待できることを解説されました。
 研究報告では、本学工学部電気電子システム工学科の石原教授が「新規液晶ディスプレイを目指した液晶-非液晶相互作用の研究」について、同学部電子情報通信工学科の大松教授が「匂いの計測・処理・識別に関する研究」について成果発表を行いました。
 このほか、本プロジェクト研究に携わる本学大学院生の研究成果に関するポスター展示では、参加者との活発な意見交換が行われ貴重なご意見をいただく機会となりました。