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欧州2大学と学術交流協定を締結しました
2013.06.05
このたび本学は、スペイン・サラマンカ大学(Universidad de Salamanca)とオーストリア・ウィーン工科大学(Vienna University of Technology)とそれぞれ学術交流に関する協定を締結しました。
<サラマンカ大学と学術交流協定を締結>
5月20日、本学はサラマンカ大学と学術交流・学術提携に関する協定を締結しました。スペインの大学とは初めての協定で、今後、教員・研究者の交流や共同研究、学生の交換留学などの促進が期待されます。
サラマンカ大学学長室で行われた調印式では、ダニエル・エルナンデス・ルイペレス学長とフアン・マヌエル・コルチャード・ロドリゲス理学部長、本学からは井上学長と工学部電子情報通信工学科の大松教授、矢野教授が同席。共同研究の実施については、本学のナノテクノロジー、情報処理分野の研究と先方のシステム分野の研究を組み合わせて、次世代エネルギーシステムの構築や安全・安心に関する装置の開発に長期的に取り組む計画などが話し合われました。調印式での会談の様子は、同国の新聞やテレビなど各種メディアでも大きく報道されました。
サラマンカ大学(カスティーリャ・イ・レオン州サラマンカ市)は1218年創立の国立大学で、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、パリ大学などと並びヨーロッパ最古の大学の1つです。学生数約30,000人、教職員数約1,200人。言語学、地理学、歴史学、教育学、哲学、化学、生物学、法学、医学、薬学、理学など81コースの学部学科があります。
<ウィーン工科大学と研究協力促進に関する協定を締結>
5月23日、本学はウィーン工科大学と研究協力・教育交流の促進に関する協定を締結しました。オーストリアの大学との協定は初めて。この協定は、両大学の教員・研究者の交流や客員教授の相互派遣、交換留学プログラムの参加大学院生による共同プロジェクト促進などを目的とするものです。
ウィーン工科大学学長室で行われた調印式では、サビーネ・ザイドラー学長とアダルベルト・プレヒトル副学長、ヨハネス・フレーリッヒ副学長など8人、本学からは井上学長と八幡工学実験場の栗田教授が同席しました。これまで、電気と土木の分野で研究者間の交流はありましたが、今後は化学やデザイン分野などでの交流を拡大するとともに、事務系職員の交流の必要性についても意見が交わされました。
ウィーン工科大学は1815年創立の国立大学で、学生数約27,000人、教職員数約4,500人。デザイン・計画、土木、電気、情報、機械、数学、物理、化学分野の8学部で構成されています。