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ソーラーカーレース鈴鹿2013に本学チームが出場します!

2013.07.11

  • リベンジへ気合十分のメンバーたち リベンジへ気合十分のメンバーたち
  • カーボン素材で製作されたロアボディー カーボン素材で製作されたロアボディー
  • 細部の部品まで気を配るリーダーの廣島君 細部の部品まで気を配るリーダーの廣島君

 8月2日~3日、三重県の鈴鹿サーキットで開催される「FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP ソーラーカーレース鈴鹿2013」に、本学モノラボ(ものづくりセンター)で活動するソーラーカープロジェクト「TEAM REGALIA」が出場します。同チームは昨年の同大会において、マシンの電気系統のトラブルから走行を断念し25チーム中13位という悔しい結果終えました。今大会は新車をデビューさせ、リベンジを誓います。
 今回は車体の軽量化と強化を追求してカーボン素材を使用しています。1年以上を費やした力作で「カーボン素材を型からすべて、学生が手作りしているのは本学だけです」と中川教授(工学部機械工学科)がメンバーの苦労をねぎらう場面もありました。ドライバーを含めた車体の総重量は約250kg。ホームストレートでは時速100kmを超えるなど、迫力十分です。
 ドライバーを務める石田勇君(同学科3年次生)は「鈴鹿のコースは登りが続く東コーナーでいかに消費電力を抑えて走行するかが勝負のカギを握っています。なだらかな下りのホームストレートで消費電力を抑えながらスピードに乗り、東コーナーを攻略したい」とコースのイメージトレーニングも万全の様子でした。操縦スペースの車内温度は50度を超え体力的にハードですが、高校時代からソーラーカーの製作に携わってきた思いを胸に、石田君の疾走が注目されます。
 「目標は3位入賞し、表彰台に立つこと」と力強く話す、リーダーの廣島眞太郎君(工学部電気電子工学科3年次生)。7月8日~9日に和歌山県の南紀白浜空港で実施した試走では計器類で課題を発見。すぐに改良を加えさらに精度を高めるなど、準備に余念がありません。
 昨年の悔し涙があったからこそ、メンバーたちは日夜、マシンと向き合い努力してきました。
 進化を続ける「TEAM REGALIA」の躍進に、応援をよろしくお願いします。