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第11回全日本学生フォーミュラ大会に本学チームが出場します!

2013.08.10

  • 「人車一体」へ気持ちを高めるメンバーたち 「人車一体」へ気持ちを高めるメンバーたち
  • 最終確認に余念がない、リーダーの山田君(左)と長尾君 最終確認に余念がない、リーダーの山田君(左)と長尾君
  • 改良を重ねて製作したエンジン周辺のフレーム 改良を重ねて製作したエンジン周辺のフレーム

 9月3日(火)~7日(土)、静岡県掛川市・袋井市のエコパ(小笠山総合運動公園)で開催される「第11回全日本学生フォーミュラ大会」に、本学モノラボ(ものづくりセンター)で活動する学生フォーミュラプロジェクト「TEAM REGALIA」が出場します。同チームは昨年の同大会において、過去最高の15位と健闘しましたが、今大会は国内外から書類選考を通過した78チームが参加する中、10位以内が目標。現在はマシンの最終調整に差し掛かっています。
 フォーミュラカーは最大610ccのバイクエンジンを使って走行するオープンホイールのレースマシーンで、エンジン以外は学生がすべて設計・製作を行います。大会ではマシンの車検や技術、コスト、デザイン(設計)、さらにはプレゼンテーションなどを評価する「静的審査」と、実際にマシンを走行させて加速やコーナリングなどのタイムや燃費などを評価する「動的審査」に挑みます。
 「得点配分の高い動的審査に重点を置いて取り組んできました」と話す、リーダーの山田秀太郎君(工学部電気電子システム工学科3年次生)。特に加速性能を競う「アクセラレーション」と旋回性能を競う「スキッドパッド」で過去最高のタイムを出すために、ドライサンプ式エンジンの位置を下げ、マシンの低重心化を実現。試走ではタイヤへの振動が軽減され、安定した走行が見られました。
 さらに約22kmを走行する「エンデュランス」では、ドライバーの運転技術だけでなく、コックピットでの作業時間短縮も上位進出を狙う上でとても重要です。担当の長尾将幸君(工学部機械工学科3年次生)は「昨年のドライバーにアンケートを取り、課題を抽出して対策を練りました。ドライバーのシートやアクセルの位置などは人間工学の観点から設計。大会にエントリーしている4人のドライバーからは操縦しやすいと、好評を得ています」と話し、手応えを感じている様子でした。
 今大会のチームコンセプトは「人車一体 ~ドライバビリティー向上~」を掲げています。さまざまな役割を持つ29人のメンバーが気持ちを1つに。気力と体力を結集し、まだ見ぬ高みを掴むため、全力で戦い抜きます。
挑戦を続ける「TEAM REGALIA」の快走に、皆さんの応援をよろしくお願いします。