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戦略的研究基盤形成支援事業のプロジェクト シンポジウムを開催しました
2013.11.06
10月29日、ナノ材料マイクロデバイス研究センターは、文部科学省から平成23年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に選定された「セキュアライフを支援するデバイス・システム基盤研究拠点の形成」プロジェクトのシンポジウムを大宮キャンパスで開催し、学生や教職員、教育関係者など約60人が参加しました。
はじめに井上学長から開催の挨拶があり、プロジェクト総括の佐々教授(工学部電気電子システム工学科)が本事業の概要について説明を行いました。
続く招待講演では、東京工業大学の梶川浩太郎教授から「表面プラズモンの基礎と光学デバイスの応用」について、東北大学の江刺正喜教授からは「MEMSの実用化とオープンコラボレーション」について、本プロジェクトを構成するデバイスグループとシステムグループの各研究分野に関連する興味深い講演をいただきました。
研究報告では、プロジェクト総括の佐々教授が「InAs 薄膜からの高強度テラヘルツ波の発生」について、システムグループの小寺教授(工学部電子情報通信工学科)が「走査電子顕微鏡内で電子ビーム照射を受けた絶縁体薄膜の表面電位分布測定」について成果発表を行いました。
このほか、本プロジェクト研究に携わる本学大学院生の研究成果に関する19件のポスター展示では、参加者との活発な意見交換が行われ、今後のプロジェクト活動に有益なご意見をいただく機会となりました。