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ロボット系分野に関する「国際ワークショップ」を開催しました
2013.11.12
11月9日、工学部ロボット工学科は「Human Friendly Robotics(人にやさしいロボット)」をテーマに、大宮キャンパスで国際ワークショップを開催しました。これは最先端の研究内容に触れることで、グローバル社会で活躍できる理工系人材の育成を目的に、2011年度から毎年実施しています。全てのプログラムを英語で進行し、今年は約100人が参加しました。
スペイン、ドイツ、アメリカの協定校等からロボット系分野の第一線で活躍される7人の研究者をゲストスピーカーに迎え、人とロボットとの関係を中心に、制御から活動する空間に関する研究など、先端技術について最新の研究成果を講演いただきました。
特別講演では、スペイン・サラマンカ大学のフアン・コルチャド教授から「マルチエージェントシステム理論」について、ドイツ・ミュンヘン工科大学のサンドラ・ヒルシェ教授から「情報技術コントロール」をテーマに講演いただきました。またロボティクス研究で世界的に著名な大阪大学の浅田稔教授は「認知発達ロボティクス」について講演し、聴講者からは積極的な質問が続きました。
このほか、展望ラウンジ「ルラーシュ」で行ったポスターセッションでは、本学大学院生が海外の研究者からの質問に英語で応じるなど活発な意見交換があり、今後の技術進展に寄与できる有意義なワークショップとなりました。