知的財産専門職大学院は11月11日～11月29日、最先端の技術開発と並び、産業発展の一翼を担う「知的財産」について、広く一般の方にも理解を深めていただく機会を提供することを目的に、本学うめきたナレッジセンターで開講している授業の一部を公開しています。
　11月15日の授業は、NTTアドバンステクノロジ株式会社知的財産ビジネスセンター所長の倉永宏氏を外部講師にお迎えし、「著作権法特論（特別講義『ソフトウェアの法的保護と企業実務』）」を開講しました。当日は近畿産業局特許室職員、民間企業や医科大学の知財部門担当者のほか、本学大学院生を含め計17人が受講し、倉永氏による海外のソフトウェア企業の著作権侵害の実例などの説明に、熱心にメモを取る様子がうかがえました。聴講者からは「授業内容は最新の事例が多くあり、次回も是非参加したい」と感想を話してくれました。
　本学知的財産学部・知的財産専門職大学は、弁理士合格を目指す学生をあらゆる面からサポートする「弁理士受験会」や「弁理士試験支援制度」など、充実した支援体制があります。今年度の弁理士試験ではこれらを利用した知的財産学部卒業生初の合格者を輩出するなど、着実に成果を上げています。
　今後も弁理士をはじめ、企業の知的財産部門などで活躍できる実務家の養成に取り組んでいきます。