12月10日、インキュベーション・ラボは、学生研究発表会を大宮キャンパスで開催しました。
　本施設は、高額かつ共同利用が可能な測定装置を一箇所で集中管理し、工学系の研究で広範に有効利用されています。本発表会は、これらを利用している大学院生・学部生が広い分野から研究内容について理解を深め、情報交換を行うことを目的に毎年開催されています。
　研究発表前半は、大学院工学研究科応用化学専攻の学生が座長となり、工学部応用化学科、電子情報通信工学科、電気電子システム工学科などの学生から5件の研究発表がありました。続いて後半は、大学院工学研究科電気電子工学専攻の学生が座長となり、ナノ材料マイクロデバイス研究センターで研究する学生から4件の研究発表がありました。
　発表を終えた学生からは「質問を受けて、これまでに気付かなかった着眼点が見つかり、今後の研究を深めるきっかけとなりました」などの感想がありました。参加者からも「自分の研究にもつながる部分があり大変参考になりました」などの声が聞かれ、本発表会への参加が今後の研究活動の推進につながる有意義な機会となりました。