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十津川村「小学生親子理科教室」を初開催しました
2014.09.11
9月7日、奈良県十津川村住民ホールにおいて同村教育委員会との共催で「小学生親子理科教室」を開催し、小学生親子21人が参加しました。この理科教室は、本学が推進している子ども育成事業の一環として、本学の強みのひとつである質の高い技術教育を子ども向けにリメイクし、楽しく理科を学び、ものづくりの面白さを体験してもらうことを目的にしています。
十津川村での初開催となる今回は「夏だ!手作りモーターをつくって扇風機のしくみを学ぼう」と題し、金属の細棒に40mのエナメル線を巻いたモーターを製作して磁石と電池を組み合わせて扇風機を作りました。講師は工学部電子情報通信工学科の淀教授と神村准教授が、アシスタントは同学科の学部生と大学院生10人が務めました。
小学校低学年の子どもには、特に40mのエナメル線を巻くところが大変だったようですが、保護者の方や本学学生がお手伝いし、参加者全員がよく回る扇風機を完成させることができました。手作りの扇風機を手にして、友達や保護者に目を輝かせながら誇らしげに見せる子ども達の様子が印象的でした。理科教室の最後には、全員が前に並んで作品の発表を行い、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。
参加された保護者からは「日頃体験できない貴重な機会を提供してもらって嬉しく思います。来年もぜひ開催してください。今度は友人を誘って参加します」などの声が聞かれました。