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知的財産専門職大学院が夏期集中講義を実施しました
2014.09.22
9月1日~5日、本学専門職大学院知的財産研究科は、夏期集中講義を実施しました。参加者は、本学大学院生に加え、本学が連携協定を締結している台湾の5大学(国立虎尾科技大、国立雲林科技大、国立高雄第一科技大、世新大、国立台北科技大)の大学院生、引率教員、フィリピンの弁護士、メキシコのJICA研修員、日本の大手特許事務所所員など約70人に達し、これまでの参加者数を上回る盛況ぶりでした。
この講義は日本や米国の弁護士、弁理士などの専門家講師を国内外から招へいし、「比較知的財産法特論」の科目を原則英語で実施。同5日には学生たちがそれぞれの学校の代表としてチームに分かれ、知財分野の国際的な課題をテーマにしたプレゼンテーションを英語で行いました。
修了式・修了パーティーでは、優秀3チームの表彰式も行われました。記念品には「知財PR隊」の学生メンバーが地域団体商標を生かしたブランディングの研究を行っている「大阪欄間」の龍の置物が登場。メンバーたちの工夫を凝らした英語の説明に参加者一同、興味深く聞き入る姿が印象的でした。
約1カ月間、台北科技大に留学した経験を持つ同研究科1年次生の足立剛君は、「予習、復習、プレゼン準備と大変でしたが、講義では台湾の知財市場の振り返りとともに米国の最新状況も知ることができました。将来は食品メーカーの知財部で海外を舞台に活躍したいと考えているので、この経験を生かしていきたい」と話してくれました。
本学では今後も海外の学生と切磋琢磨する機会をより一層充実させ、国際的に活躍できる実務家の育成に努めていきます。