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「100万人のキャンドルナイト@OSAKA CITY 2014 Winter 」に工学部空間デザイン学科が出展しました

2014.12.16

  • 西梅田エリア作品「時進」 西梅田エリア作品「時進」
  • 茶屋町エリア作品「小宇宙」 茶屋町エリア作品「小宇宙」

 12月3日大阪・西梅田エリア、10日に茶屋町エリアで開催された「100万人のキャンドルナイト@OSAKA CITY 2014 Winter 」に工学部空間デザイン学科の学生チームが参加し、会場をキャンドルアートで彩りました。
 例年夏至と冬至に合わせて実施されている同イベントは、環境問題や暮らしを見つめなおす文化・社会的な活動です。慌ただしく時間が流れる都心の電灯を20時に一斉に消灯しキャンドルを点灯。町並みを魅力あるリラックス空間に変身させるイベントです。
 本学からは、創作意欲の高い学生有志が各エリアに1チームずつ参加しました。
 西梅田エリア参加チーム「ジョバンニ」の作品名は「時進」で、中央に大きな砂時計を置き、左右で明暗の違いをつけ、時間の流れを表現しました。キャンドルの明かりが砂に反射することによりはっきりと明るさの違いがわかる作品となっていました。製作した学生は「2つの未来の表現に砂の色で明暗をつけましたが、展示発表時に運搬しやすい軽い砂を探すことが大変でした。イメージ通りの作品が出来て嬉しいです」と感想を話してくれました。
 茶屋町エリア参加チーム「Campanella」(宮沢賢治「銀河鉄道の夜」に登場する主人公の友人カムパネルラから命名)の作品名は、「小宇宙」で、無数の光により銀河を表現しました。表現方法には、黒い布・水・キャンドルの明かりを用いて、水の反射によりやわらかい光を、透明なガラスの上にカラフルなガラス玉を置き下から光を照らすことにより神秘的な光を醸し出していました。制作した学生は、「水・布をキャンドル付近に利用することで、キャンドルが消えないように何度も水の量などを調整し、布が燃えないようにキャンドルの瓶の配置には苦労しましたが、満足いく作品が完成して良かったです」と話してくれました。来訪者から「黒の使用が斬新」とのコメントを頂きました。
 この経験は、参加学生にとってデザインという研究活動に役立つとともに、今回2チームとも、1~3年次までの経験・未経験者が混同している中での共同制作となりチームワークの精神を学ぶとても良い機会となりました。