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奈良県十津川村と連携協定を締結しました

2015.01.07

 12月18日、本学は奈良県十津川村と連携協力に関する協定を締結しました。この協定は、安心安全で活力ある地域づくり、ならびに教育・学術研究機能の向上に努め、互いの発展に寄与することを目的としています。
 十津川村は2011年の台風12号による大水害により甚大な被害を受けました。この災害から立ち直り魅力ある村づくりを推進するため、村長の陣頭指揮のもと今後100年を見据えた復興計画を掲げて諸活動に取り組んでいます。
 今回の連携協定により、本学の知的・人的資源を活用して復興活動や活力ある地域づくりに寄与する計画です。また、十津川村からは、被災からの復興や地域再生などの実体験をもとにした貴重な情報の提供を受け、本学の教育研究活動に生かしていく予定です。なかでも工学部都市デザイン工学科 地盤防災研究室で現在実施している「豪雨時深層崩壊発生危険度の監視活動」を一層強化する計画です。具体的には、同村内に本学独自の降雨量観測装置(雨量計)を新たに複数カ所設置して、同研究室が中心となって提案している解析モデルと危険度指標に基いて、高精度でリアルタイムな監視体制の整備を目指します。
 本学は2010年に奈良県川上村と連携協定を締結しており、奈良県下では2つ目となります。