2月14日、15日の2日間、本学の近くにある千林商店街で「店舗デザイン展」を開催しました。この展示会は、商店街の活性化を図ることを目的として、工学部空間デザイン学科建築・インテリアコースの3年次生20人が学生ならではの若い感性で製作したミニチュア店舗モデルを、実際に商店街を利用されている方々に見ていただこうと企画したもので、200人を超える方々にご来場いただきました。
　出展した20の作品は、いずれも商店街に実在する飲食店や花屋などをモデルにしたもので、店主の要望や意見などの聞き取り、企画、デザインを経て模型を完成させるまで約3か月を費やした力作ばかりです。
　店舗モデルの大きさは1／20スケールに統一したことで、調度品や商品は極めて小さくなっていますが、どの作品も驚くほど細部までこだわって作り込まれており、こんなお店ならぜひ行ってみたいと思わせるほどの仕上がりになりました。
　来場者からは作品に対する感想だけでなく、「実際の店舗を改装するところまでつなげてほしい」「これからも色んな提案をして商店街を盛り上げてほしい」などの期待も寄せられ、学生達が学修を続けるうえでの大きな刺激になったようです。