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十津川村道普請ボランティアを実施しました

2015.03.20

  • 道普請の様子 道普請の様子
  • ボランティアメンバーで集合写真 ボランティアメンバーで集合写真

 3月11日、12日の2日間にわたり、奈良県十津川村で今年度2回目となる「十津川村道普請(みちぶしん)ボランティア」を実施しました。同村は2011年の台風12号で甚大な被害を受け、今なお台風の傷痕が残っている所があります。本学の課外活動団体であるボランティア・Link(通称ボラリン)と留学生1人を含む一般学生18人・職員3人が現地スタッフの指導の下、山道の「道普請」を行いました。道普請とは、主にトンガ、ジョレンという道具を使って山道に溜まった土砂や木の枝を除去し、道の修復作業を行うことです。山の斜面が滑落し、道が途絶えている場合は、付近の木を伐採して橋をかけ、その上にジョレンで土をかぶせて修復します。
 1日目は道に溜まった枯葉の除去などお寺周辺の清掃を3時間行い、夕食後に、1日の作業を通して感じたことや翌日の抱負を語り合いました。2日目は、作業現場まで片道約30分の山道を歩き、3つの班に分かれて山道にある障害物(土、石、枯れ枝等)の除去と道の拡幅を中心に5時間近く作業を実施。自分たちの活動でよみがえった道を皆で下山した時は感慨深いものがあったようです。
 今回はボラリンだけでなく、普段ボランティア活動を経験することが少ない留学生や一般学生も参加しました。全員で達成感と喜びを共有し、充実した2日間を過ごしました。