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建築学科・本田教授が「建築家ガウディ×漫画家井上雄彦」で記念講演を行いました

2015.05.01

  • 講演の様子 講演の様子
  • 講演の様子 講演の様子

 4月29日、兵庫県立美術館(神戸市中央区)で開催中の特別展「建築家ガウディ×漫画家井上雄彦」で、工学部建築学科の本田昌昭教授が記念講演を行いました。
 テーマは「ガウディと近代」で、「ガウディ建築の面白さを知るには、時代背景やガウディが影響を受けたと思われる事象、同時代に活躍した他の建築家にも注目してほしい」と語る本田教授。「中世」「装飾」「自然」「合理性」の4つのキーワードを挙げ、これらの密接な関わりをひも解きながら、「ガウディには一般性もあった。その中に独創性があった」と、ガウディ建築の専門家ではない立場からガウディの魅力を解説しました。
 講演後は参加者から多くの質問が寄せられました。ヨーロッパの教会堂における尖塔の意味、サヴォア邸などの近代建築の中に「装飾」はあるのか、サグラダファミリア教会内部の音響、建築にかかる経費など、本田教授の専門分野ではない質問にも、一つ一つ丁寧に対応。大きな拍手に包まれ、盛況のうちに終了しました。
 同講演は同日正午から整理券が配布されましたが、瞬く間に定員の100人に達したうえ、開場と同時に前の席から埋まるという活況ぶり。一般の建築ファン、ガウディファンはもちろん、本学卒業生の姿も多く見られました。
 記念講演は終了しましたが、同展は5月24日まで開かれています。詳細はこちらをご覧ください。