10月3日、今年度第2回目の「あさひ“ちょこっと”WAKU×WAKUセミナー」を開催し、54人の方に参加いただきました。このセミナーは2010年度から大阪市旭区役所と本学が共催で実施するもので、本学の多岐にわたる研究テーマの中から市民の皆さんに興味をもっていただきやすいものを選び、気軽に“ちょこっと”学んでいただこうと年に3回開催しています。
　今回は「大阪市旭区の液状化危険度を考える」をテーマとして工学部都市デザイン工学科の日置和昭准教授が講演しました。講演では、地盤液状化のメカニズムや旭区の土質柱状図の見方、液状化が発生しやすい地盤条件などについてわかりやすく説明しました。また、土質実験室でアクリル製土槽を用いた液状化実験を見学いただきました。近年、大きな地震や自然災害が各地で発生していることもあり参加者は最後まで熱心に聴講されました。また、質疑応答では、「液状化の対策」や「液状化した後の地盤」など多数の質問に対してわかりやすく解説しました。
　次回は、11月28日に「運動習慣と健康寿命~ロコモティブシンドロームを予防しましょう~」をテーマに開催します。加齢や生活習慣による骨、関節、筋肉などの衰えや障害の予防について詳しく解説します。奮ってご参加ください。