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奈良県川上村の魅力を学生目線で発信 観光用WEBコンテンツ優秀作品の表彰式を行いました

2016.01.25

  • 「金賞」の賞状を手に、笑顔の北出さん 「金賞」の賞状を手に、笑顔の北出さん
  • 受賞者9人は栗山村長、西村学長と記念撮影 受賞者9人は栗山村長、西村学長と記念撮影
  • 優秀作品の発表を待つ学生たち 優秀作品の発表を待つ学生たち

 1月19日、枚方キャンパスで奈良県川上村※の地域資源をPRするWEBコンテンツ制作の優秀作品に対する表彰式を行いました。この取り組みは、情報科学部情報メディア学科3年次のPBL(課題解決型学習)の一環で、マルチメディア技術を駆使したコンテンツづくりを通して、学生たちが実践的な技術力を体得すること、少子高齢化が進む同村にとっては若者の感性を地域活性化に役立てることを目的に実施しているものです。今年度は103作品の中から同村地域振興課のスタッフが優秀作品9点を選定しました。
 表彰式には、100人を超える学生に加え、川上村の栗山忠昭村長、「森と水の源流館」事務局長の尾上忠大さん、川上村地域振興課主事の堀谷敦さん、本学の西村泰志学長、大島一能学部長らが列席。マスコミの取材も入る中で行われました。
 金賞は北出遥香さんの作品「KAWAKAMI。Wood」。高級木材として世界に名を馳せる吉野杉の主産地・川上村の林業を楽しく紹介するという内容で、木の妖精をガイドキャラクターに設定し、紙芝居、新聞、ゲーム、クイズなどを展開。林業に関する適切な情報提供と作品の世界観や統一感といった高いデザイン性が評価されました。栗山村長から表彰されたときは緊張の面持ちだった北出さんも、終了後は「金賞が取れると思ってなかったので、率直に嬉しいです」と笑顔を見せてくれました。
 同PBLのリーダーを務める神田智子教授(情報メディア学科)は「今年度は、学生が制作にかける期間を4週から6週に伸ばしたところ、FLASHなどのソフトを活用し、ソフトを効果的に活用するといった技術的な面でも成長が見られた。川上村のことを十分理解した作品も多かった。ゲーム、RPG、手描きアニメーションなどマルチメディアを多用し、インタラクティブ性の高いコンテンツも増加した」との感想を話してくれました。
 その他の賞は次の通りです。
【銀賞】小田嶋 優也さん「川上村 素晴らしき自然の神秘」、妹尾 直樹「アクティブで楽しい村」【企画賞】柴 良成さん「樹と水と人が共生する場所 川上村」、桝田 敬子さん「滝の村川上」【演出賞】梶岡 聡貴さん「川上村 動物発見!」、迫田 絢香さん「川上村の昔ばなし」【デザイン賞】梅田 紗友巳さん「かわかみむらであそぼう」、辻村 拓実さん「川上村の一年間」
これらの優秀作品は川上村公式ホームページ上に公開され、同村公式サイトの一部として活用されます(2月上旬予定)。

※本学と同村は2010年7月「連携・協力に関する協定」を締結。各学科の専門性と同村の豊かな自然環境、地域資源を生かし、「環境共生」に取り組む人材育成を目指してさまざまな活動を展開しています。