ページトップへ戻る
  1. トップページ
  2. トピックス
  3. 関西10私大新技術説明会で研究発表を行いました

トピックスTOPICS

関西10私大新技術説明会で研究発表を行いました

2016.03.04

  • 会場の様子 会場の様子
  • 研究発表を行う小林准教授 研究発表を行う小林准教授

2016年3月4日
研究支援推進センター

 3月3日、JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)東京本部別館ホール(東京・市ヶ谷)で、関西10私大新技術説明会(主催:関西大学、同志社大学、関西学院大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学、京都産業大学、大阪産業大学、摂南大学、大阪工業大学、JST)が開催されました。本学からは、工学部ロボット工学科の小林裕之准教授が、「二次元コードを用いた三次元自己位置推定と移動制御」について発表しました。
 本技術はQRコードを用いた位置推定と移動制御に関するもので、具体的には、撮影したQRコードの形状(歪み)情報とQRコードに埋め込まれた情報に基づいて、カメラの位置と姿勢を求めることができます。さらに移動についての指示を与えることも可能。また、本技術を実装するにあたっては、カメラとQRコードとそれを処理するコンピュータだけで特殊な装置は不要です。しかも、汎用性の高い技術であるため、自律移動ロボットの移動制御から人間向けのパーソナル・ナビゲーションまで幅広い応用が期待できます。
 小林准教授は、今後の実用化に向け、発表後に複数の企業と面談を行いました。

 開催概要(JSTホームページ)はこちら