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模擬審判廷(口頭審理デモ)による「特許審判制度説明会」を開催しました

2016.06.14

  • 小林昭寛知的財産研究科長による開会挨拶 小林昭寛知的財産研究科長による開会挨拶
  • 模擬審判廷(口頭審理デモ)の様子 模擬審判廷(口頭審理デモ)の様子
  • 請求人陳述に大学院生も参加 請求人陳述に大学院生も参加

 5月31日、大阪センターで知的財産研究科が特許庁審判部と協力して模擬審判廷(口頭審理デモ)による「特許審判制度説明会」を開催しました。
 模擬審判廷(口頭審理デモ)の実施は関西地区では初めてで、企業の知財担当者、弁理士、弁護士、学生・大学院生など、関西地区の知財関係者200人を超える多くの方々が参加しました。
 同研究科の杉浦淳教授から「審判制度の概要」について、また、特許庁審判部の小野孝朗審判企画室長から「信頼性の高い審判の実現に向けて」についての講演を行いました。
 その後、参加者を「請求人」「被請求人」「傍聴人」に分け、本番の審理さながらに、無効審判の模擬審判廷が始まりました。請求人および被請求人の本人確認、争点整理等に引き続き、証人尋問が行われ、証人の証言に対して、請求人と被請求人の双方から、尋問が行われました。模擬審判廷の閉廷後には、尾崎淳史審判長からの模擬審理の解説と質疑応答があり、審判官と参加者は、審判制度について、活発な意見を交わしました。
 本説明会へのアンケート結果では、「証人尋問を含む口頭審理は珍しく、勉強になった」「審判官から直接に話を聞ける良い機会になった」など、有意義だったとの感想が多数寄せられました。本学からも大学院生が審判官および請求人役として審理に参加し、貴重な勉強の機会となりました。

本説明会の様子は特許庁HPにも紹介されています。
詳細はこちら → http://www.jpo.go.jp/seido/shinpan/seido_setumeikai.htm