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ロボットプロジェクトチームが「第16回レスキューロボットコンテスト」競技会本選に出場決定

2016.07.06

  • 本選出場を決め、笑顔がこぼれるメンバーたち 本選出場を決め、笑顔がこぼれるメンバーたち
  • フィールドの状態を確認し、的確にロボットを操縦 フィールドの状態を確認し、的確にロボットを操縦
  • それぞれの役割を持ったロボットが救助活動を行う それぞれの役割を持ったロボットが救助活動を行う

 本学のロボットプロジェクトチーム「大工大エンジュニア」が6月26日、神戸サンボーホール(神戸市中央区)で開催された「inrevium杯 第16回レスキューロボットコンテスト」で、参加17チーム中2位の好成績で予選を突破し、8月6日、7日に同会場で開かれる競技会本選への出場を決めました。
 本コンテストは、大規模都市災害における救命救助活動をテーマにしたもので、防災や救命救助に関する知識や関心を高め、次世代の研究者・技術者を育てることを目的に開催されています。競技は8分間の制限時間内に被災地を模擬した1/6スケールのフィールド内から、遠隔操縦のロボットで要救助者に見立てた人形「ダミヤン」を安全な場所まで運ぶタイムや救援活動の達成度を競います。災害が起きた現場は予測不能であることから、フィールド内の瓦礫の配置や、ダミヤンの位置などの情報は、競技開始直前まで公開されず、その場で状況判断を行い、臨機応変に対応する力が求められます。
 同チームは、機体製作のために約10カ月をかけ、7台のロボットを製作。全てのロボットにそれぞれ明確な役割を持たせることで、メンバーだけでなくロボット同士の連係プレーで救助活動を行いました。本選では、昨年、高く評価された電光掲示板ロボットに加え、実際の被災現場をより意識した避難誘導用ガイドロープを設置するロボットも導入予定です。
 リーダーの山本碧土さん(電気電子システム工学科3年)は、「自分たちのアイデアが実際にレスキューの現場で採用される可能性があるこのコンテストは本当にやりがいがあります。本選では予選時に見つかった課題を克服し、さらに磨きを掛けたメンバーとロボットの連係プレーに期待してください」と本選に懸ける思いを語ってくれました。
 現在、同チームは図書館玄関ホールに模擬競技フィールドを展開し、日夜活動に励んでいます。8月の本選で活躍が期待される「大工大エンジュニア」への応援をよろしくお願いします。