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大阪産業技術研究所と連携協定を締結
2017.06.06
本学と地方独立行政法人大阪産業技術研究所は6月5日、これまでの共同研究や産学連携をさらに強化し、地域企業への支援拡充や新規事業創出、知的財産分野の人材育成にも寄与することを目的にした連携協定の締結式を、梅田キャンパスOIT梅田タワーで行いました。式には西村泰志学長と同研究所の中許昌美理事長らが出席し、固い握手を交わしました。
同研究所は、ともに100年近い歴史のあった旧大阪府立産業技術総合研究所と旧大阪市立工業研究所が4月に統合した新法人。今回が新法人として初めての連携協定になり、旧2法人から引き継いだ協定を含めると大学との協定は12校目になります。これまで本学工学部の複数の研究室が、共同研究や学生の卒業研究の学外実習などで同研究所と交流がありましたが、本協定によって、連携を強化し地域のモノづくり企業への支援を拡充するとともに、新たに知的財産分野の人材育成にも連携して取り組みます。
締結式で西村学長は「大阪産業技術研究所との連携で、4月に誕生した本学ロボティクス&デザイン工学部などのシーズ(種)と地域企業のニーズをうまくマッチングさせ企業支援や新規事業創出に貢献します。協定を締結だけに終わらせず、お互いがウィンウィンの関係になることが大事で、それを大阪や関西の発展につなげたいと思います」とあいさつ。中許理事長は「これまでの個々の先生、研究者レベルの協力を組織対組織の協力にすることで、さらにモノづくり企業の役に立ちたいと願っています。人材教育、研究開発、社会貢献で協働していきたいと思います」と述べました。