このたび、本学に勤務する非常勤講師が、本学学生の個人情報を保存したUSBメモリを紛失したことが明らかになりました。当該教員の授業を受講する学生やその保証人の皆様ならびに関係の方々には大変なご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
　本学では、これまで個人情報の保護に関する規定やガイドラインを定め、研修会を実施するなど個人情報の適切な管理に努めてまいりました。しかし、今回このような事態が発生したことを重く受け止め、深く反省するとともに、教職員ならびに非常勤講師に対し、改めて個人情報の適切かつ厳格な管理と取り扱いについて、より一層指導を徹底し再発防止に努めます。
　以下に、これまで判明しました事実をご説明いたします。

1．事実経緯
　　6月20日（火）、当該非常勤講師が、他大学図書館で設置されているデスクトップPCに個人所有のUSBメモリ
　を接続して、本学での授業資料を作成していました。このUSBメモリには、本学の授業資料に加えて履修学生の
　個人情報を保存しており、パスワードロックの設定やファイル暗号化は行っておりませんでした。
　　その後、作業を中断し帰宅後、授業資料作成を再開する際にUSBメモリの紛失に気づき、先の他大学図書館を
　はじめ、利用した公共交通機関に連絡したほか、他大学図書館に戻り捜索しましたが発見に至りませんでした。
　　当該USBメモリの紛失については、警察にも届出て捜索を続けていますが、翌日以降も関係先への落し物の届
　出はない状況で、現時点で発見できておりません。
　　なお、現時点で二次被害等は確認されておりません。

2．保存されていた個人情報の内容
　　2017年度前期における当該教員担当授業の履修者（4クラス129名）の学生番号、氏名、小テスト2回分の
　評価

3．関係者への対応
　　個人情報漏洩の恐れがある学生に対しては、当該非常勤講師と担当分野責任者の専任教員が授業内で状況を説
　明し謝罪を行いました。
　　また、同学生の保証人の皆様には、状況の説明と謝罪を書面にてお送りさせていただきました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2017年6月28日　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大阪工業大学　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　学長　西村　泰志　

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