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「ふれあい土木展2017」にソリューションデザインプロジェクトが出展

2017.11.25

  • 「VR防災訓練シミュレータ」の体験者視点 「VR防災訓練シミュレータ」の体験者視点
  • 体験者のスコアを見守る谷本さん(写真左) 体験者のスコアを見守る谷本さん(写真左)
  • ソリューションデザインプロジェクトのメンバーら ソリューションデザインプロジェクトのメンバーら

 11月10日、ソリューションデザインプロジェクトが枚方市で開催された国土交通省近畿地方整備局主催の「ふれあい土木展2017」で、VR(仮想現実)による防災訓練システムの体験ブースを出展しました。
 同プロジェクトは2016年10月から枚方市役所危機管理室と協力し、子どもから大人まで幅広い年齢層の防災意識向上を目的に、タブレット端末などで使用できる防災アプリやVR技術を用いたシステムの開発に取り組んでおり、今回プロトタイプとして完成した「VR防災訓練シミュレータ」を会場で披露しました。このシミュレータは、VR空間上で起こる火災を疑似体験することができます。ヘッドマウントディスプレイを装着し、迫りくる火の海に対して迅速な消火活動や正しい避難行動を選択することで最後にスコアが表示されるなど、ゲーム性の高いシステムに仕上がりました。
 メインシステム開発者の谷本鯛介さん(情報科学専攻博士前期課程2年)は「体験者が火災現場の世界観に入り込めるように、燃え上がる火のエフェクト(視覚効果)には細部までこだわりました。よりリアルな仮想世界を作り、将来的には企業でも採用されるようなシステムを作りたいです」と今後の抱負を聞かせてくれました。

【ソリューションデザインプロジェクト】
指導教員 : 情報メディア学科・佐野睦夫 教授