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空間デザイン学科の学生が森小路京かい道商店街活性化のためのデザイン案をプレゼンテーション

2018.01.23

  • 大型スクリーンを利用したプレゼンテーション 大型スクリーンを利用したプレゼンテーション
  • 練り上げられたデザイン案に審査にも熱が入ります 練り上げられたデザイン案に審査にも熱が入ります
  • 最優秀賞を受賞した、江戸時代の商いの様子を描いた「時代が変わるシャッター」 最優秀賞を受賞した、江戸時代の商いの様子を描いた「時代が変わるシャッター」

 1月19日、梅田キャンパスで空間デザイン学科がPBL(課題解決型学習)の一環で取り組んだ、森小路京かい道商店街の店舗シャッターのデザインについて同商店街と旭区役所の代表者にプレゼンテーションを行いました。
 この取り組みは、本学と連携協定を結ぶ大阪市旭区が政策課題として掲げる“商店街の活性化”に対し、同学科の3年生が2016年度から同区と共同で取り組んでいる産官学連携プロジェクトです。今年は36人が6チームに分かれ、題材となる商店街の地域性や歴史について調査。商店街からのニーズに寄り添いつつ、若い感性を生かした自由な発想でデザインを提案しました。
 シャッターの経年劣化によるキズや汚れを一つの“味”としてとらえるデザインや、同商店街に縁のある歴史上の人物を模したオリジナルキャラクター、商店街全体のシャッターを統一することでストーリー性を持たせたデザインなど、多種多様な提案がありました。最優秀賞には、シャッターに各店舗の特長を残した江戸時代の店舗イメージを描くことで、過去と現在の2つの街並みを表現したチーム6のデザイン案「時代が変わるシャッター」が選ばれました。
 審査員からは「どの作品もコンセプトが明確で、商店街の課題である“若い世代の利用者”を意識しつつも、年配の利用者にも親しみやすいデザイン案で非常に好感が持てる」と高い評価を受けました。学生たちにとって学外の方から作品の評価を受けることは、今後の作品制作にとって大きな刺激になったようです。今後この活動が、商店街や地域の活性化につながることが期待されます。