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工学部建築学科の前田講師が「バングラデシュ・サイクロンシェルター国際設計競技」で「1st prize winner」に選ばれました

2011.08.18

  • 最優秀設計者に選ばれた工学部建築学科 前田講師の作品 最優秀設計者に選ばれた工学部建築学科 前田講師の作品
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 工学部建築学科の前田茂樹講師が、「バングラデシュ・サイクロンシェルター国際設計競技」で見事「1st prize winner(最優秀設計者)」に選ばれました。
 この国際設計競技は、恒常的にサイクロンの襲来に遭うバングラデシュ・ポトアカリ県のランガバリで、サイクロンによる暴風雨や高波の被害から人命や財産を守るシェルター(避難施設)を建設することを目的として、その設計プランを競うものです。世界17カ国から68チームがエントリー(参加メンバー総数は162人)し、現地調査やその結果の反映も含めて2段階の審査が行われました。
 このシェルターには、サイクロン襲来時の避難施設としての役割のほか、平常時には学校や巡回診療所、集会所など、その地に暮らす人々が集うコミュニティー施設としての多目的な用途も求められました。最優秀設計者に選ばれた前田講師は、今後実際のシェルター建設に向けて現地での打ち合わせ、調査など実施設計を行う予定です。
 この国際設計競技は、世界44カ国に支部を擁し、約90年の歴史を持つ国際ボランティア団体(NGO)「サービス・シビル・インターナショナル(SCI)」のバングラデシュ支部が主催し、サイクロン災害復興支援プロジェクトとして実施したものです。バングラデシュのベンガル湾に面する一帯が2007年11月、サイクロンにより甚大な被害を受けたことから、SCIバングラデュ支部と日本支部が共同で現地調査などを行い、避難施設の建設を求める現地の人々の声を聞き、この国際設計競技の開催に至りました。

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