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【高校教員対象実験研修】課題研究指導力向上講座を実施

2019.07.31

  • 「ナノ材料マイクロデバイス研究センター」施設見学 「ナノ材料マイクロデバイス研究センター」施設見学
  • 「色素増感太陽電池の作製と特性評価」実習に取り組む高校教員 「色素増感太陽電池の作製と特性評価」実習に取り組む高校教員

7月30日、大阪府教育庁と共催し、本学大宮キャンパスにおいて高校教員を対象とした「課題研究指導力向上講座」を実施しました。

 現在、高校現場では事象を科学的に研究するうえで必要な資質・能力を育成するため、理科分野における生徒の課題研究が進められています。
 そのことから課題研究の質向上を目途に、日ごろ、課題研究指導を行う教員や課題研究に関心のある教員を対象に、本学教員が講師となって、第4次産業革命の先にあるSociety5.0(超スマート社会)での半導体素子研究の方向性、そのエネルギー問題など色素増感太陽電池の作製を通して研修を実施しました。同時に、生徒が課題を設定するポイントやデータ処理の手法、考察方法やレポートのまとめ方などについても注意点を解説しながら研修が進められ、参加した高校教員からは「今後の社会がどのように変化していくのか、そのなかでどのような人材が必要になるのか理解した」「教材を通じて課題研究における生徒指導のポイントを知ることができ参考になった」といった声が聞かれました。

[講義・実習内容]
工学部電子情報システム工学科 小池一歩 教授
「超スマート社会を支えるセンシング技術について」(講義)、「色素増感太陽電池について」(講義)、「色素増感太陽電池の作製と特性評価」(実習)

工学部応用化学科 東本慎也 准教授
「人工光合成と水素社会について」(講義)