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ロボティクス&デザイン工学研究科生が福祉機器コンテストで優秀賞を受賞

2019.10.18

  • 優秀賞を受賞した山中さん 優秀賞を受賞した山中さん
  • 山中さんが開発した「水圧アクチュエータを用いた対向3指義手」 山中さんが開発した「水圧アクチュエータを用いた対向3指義手」

 9月27日、日本リハビリテーション工学協会主催の「福祉機器コンテスト2019」学生部門で山中佑真さん(ロボティクス&デザイン工学専攻博士前期課程1年)が優秀賞を受賞しました。
 
 本コンテストは、障がい者や高齢者のために新しく開発された福祉機器の発掘や学生を対象とした啓発・普及活動により、この領域に関する認識と参画を促進することを目的としています。
 
 山中さんが開発した機器は、水の力で駆動する義手「水圧アクチュエータを用いた対向3指義手」。昨今、多数開発されている電動義手はバッテリーやモーターを搭載するため、重量があり、水回りでの使用が制限されたり駆動音が発生するなどの欠点がありました。山中さんが開発した義手はバッテリーとモーターの代わりに水を充填したチューブを使用した水圧アクチュエータ(水圧を駆動力に変換する装置)を用いることで軽量化と無音化に成功。軽量化により体に固定するためのハーネスが不要となり、蒸れや拘束感の軽減にも成功しました。また、ほとんどのパーツを3Dプリンターで製作するため、低コスト化も実現しています。
 山中さんは昨年までロボット工学科に在籍しており、学部生の時から約1年間、同機器の開発に注力してきました。パソコン上で設計を行える3D CADと3Dプリンターによるモノづくりに関心のあった山中さんは「福祉機器は他の設計物よりも更に高い強度が要求されます。3Dプリンターによる製作物は形状によって強度が変化するので、何度も設計・出力を繰り返し、義手の形状を決めました。また、水が入ったチューブに加える圧力の調整も難しかったです」と振り返り、「開発した機器が実際に世の中で役立つようにこれからも改良と研究を重ねていきたいです」と今後の目標を語ってくれました。

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