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奈良県川上村との連携授業「川上村源流学」で栗山忠昭村長が講義

2020.06.12

  • オンラインで「川上村源流学」を受講する学生ら(一部) オンラインで「川上村源流学」を受講する学生ら(一部)
  • 村づくりに込めた想いを伝える栗山村長 村づくりに込めた想いを伝える栗山村長

 ロボティクス&デザイン工学部は6月8日、本学と連携協定を結ぶ奈良県川上村との連携授業「川上村源流学」の講師に栗山忠昭村長を迎えました。本授業は5月からスタートし、計7回の開講。村民や役場職員から吉野川(紀の川)の水源地である同村の取り組みを学び、同村が抱える課題の解決に取り組むもので、11人(3年生)が受講しています。
 当日は梅田キャンパスで実施予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためオンラインによる授業に変更し実施しました。
 
 栗山村長は、「水源地の村づくり~樹と水と人の共生~」と題して、吉野林業に支えられた歴史から大滝ダム建設を契機に水源地の村づくりを決意した経緯を解説。源流を守り、豊かな森から生まれる水の恵みを下流に届け続ける覚悟を全国に発信した「川上村宣言」や、その宣言を具現化した「川上村のSDGs」などの取り組みについて、村長としてどうリードしてきたかを説明しました。栗山村長は最後に「これからも村民のための村づくりを行い、行政は村民の一歩先を行く存在でありたい」と学生らに伝えました。
 
 学生からは「水源地を守るための苦労は想像を超えるものでした」「地域のつながりの深さを知ることができました」といった感想がありました。
 今後、本授業を履修している学生らは、実際に川上村を訪れ、同村の課題などに実際に触れるフィールドワークを実施する予定です。