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第3回OITサマーキッズカレッジオンラインを開催しました。

2020.08.25

  • 画面越しに参加者に手を振る北奥さん 画面越しに参加者に手を振る北奥さん
  • 専用のソフトでQRコードを読み取るとモンスターが出現 専用のソフトでQRコードを読み取るとモンスターが出現
  • カメラに向けて完成したオリジナルプレートを見せる様子 カメラに向けて完成したオリジナルプレートを見せる様子

 ロボティクス&デザイン工学部は8月23日、小学生を対象に「第3回OITサマーキッズカレッジオンライン」を開催し、46人が参加しました。
 
 本イベントは例年、同学部の拠点である梅田キャンパスで開催していますが、今年度は新型コロナウイルスの感染リスクを避けるためインタラクティブ(双方向)なオンライン環境を用いて新しい体験型イベントとして実施しました。
 
 学生と教員が創意工夫を凝らしてオンラインの良さを生かした全9プログラムを用意。子供たちの豊かな発想を形にするサポートを行い、地域社会への貢献に取り組みました。
 
 「折り紙メッセンジャー」では、オンラインツール「Zoom」を使って、子供たちのメッセージ動画を収録し、動画が読み取れるQRコードを作成。それを折り紙に貼付し、世界で一つだけの動画メッセージ付き折り紙を作成してもらいました。学生や教員は、事前に折り紙の作り方動画の製作などの準備を行いました。動画閲覧サイトを設計した北奥一希さん(ロボット工学科4年)は「準備作業も対面で行えなかったので、メンバーの状況を把握することが難しく、通信トラブルなどでうまく進行できないなどの課題が残りました。また、オンライン上での意思疎通が想像以上に難しかったので次のイベントに向けて改善していきたいです」と振り返りました。
 
 割り箸でつくったてっぽうで、的に見立てた台紙とAR(拡張現実)で出現するモンスターを倒す「割り箸てっぽうでモンスターを倒せ!オンライン」では、モンスターのデザインや割り箸てっぽうのつくり方動画などすべてを学生と教員がオリジナルで製作。専用のソフトでQRコードを読み取ると、スマホの画面にモンスターが出現するなど、AR技術を駆使したプログラムで子供たちを楽しませました。AR技術の解説を行った野阪百穂さん(ロボティクス&デザイン工学専攻博士前期課程2年)は「会場でのイベントだと、的当てゲームで順番待ちが発生しますが、今回は各家庭から参加してもらうので、順番待ちをしてもらう必要がなく、オンラインで行うことのメリットを実感しました」と手応えを感じていました。
 
 このほかにもプログラミング教室や3Dプリンターによるオリジナルマグネット製作などのプログラムがあり、参加者は同学部の特色を生かした多彩なプログラムを楽しみました。