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第18回「学生ビジネスプランコンテスト」で情報科学部生が努力賞を受賞

2021.01.05

  • 表彰状を手に笑顔を見せるメンバーら(右から)山本講師、古城さん、嶋岡さん(中央下)、吉岡さん(中央上)、藤野さん 表彰状を手に笑顔を見せるメンバーら(右から)山本講師、古城さん、嶋岡さん(中央下)、吉岡さん(中央上)、藤野さん

 12月15日、第18回「学生ビジネスプランコンテスト」の結果発表があり情報ネットワーク学科のインテリジェント情報通信システム研究室(指導教員:山本雄平 講師)の学生チームが、全国160件を超える応募の中から書類審査を経て、努力賞を受賞しました。
 本コンテストは、主催の一般財団法人学生サポートセンターの「学生の創造性涵養助成事業」として「学生らしい自由な発想で創造性や意欲に溢れ、自分で考え自分で行動できる学生を一人でも多く育てる」ことを目的としています。
 
 同チームが提案したプランは、「W-CLASS -オンライン・対面両方の授業を追求した教育プラットフォーム-」で、学生・教員が抱えるオンライン授業の課題や負担軽減を目指したものです。
 学生らはまず、オンライン授業では質問しにくいという課題に着目。誰が聞いているのか分からない不安が主な原因を考え、「質問ボタン」機能を考案しました。質問ボタンを押せば、学生は教員だけに質問の意思表示をすることができます。教員は個別に回答することも、回答を全体に共有することも可能です。
 次に、「学生の顔が見えず理解度が把握しづらい」という教員側の問題を解消するため、受講中の学生の表情をAIに分析させ理解度を数値化し表示する機能を盛り込みました。数値化にこだわったのは、映像の送受信ではデータ通信量が増大し、多人数講義には不向きなためです。この他にも複数の機能が実装されており、一部は対面授業でも使用できます。
 また、出欠管理や保護者への連絡など、授業以外の実務も本サービスで行えるようにしました。リーダーの古城智也さん(4年)は「教育のICT化に必要な機能を1つのサービスに集約・実装することで既存のオンライン会議ツールと差別化し、新規性・独創性を強調できました」と力強く語ります。
 メンバーの嶋岡玲奈さん(3年)は「今回は書類審査だったので、来年はプレゼンテーションでのコンテストに挑戦したい」と意気込みを語りました。

【努力賞を受賞したチーム】
古城 智也 さん(4年)
嶋岡 玲奈 さん(3年)
藤野 雄大 さん(同)
吉岡 泰慎 さん(同)