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第1回「OITテクノフロンティア オン エレクトロニクス」を開催しました

2013.10.02

  • 講演する大塚氏 講演する大塚氏
  • あいさつする井上学長 あいさつする井上学長
  • たくさんの方に聴講いただきました たくさんの方に聴講いただきました

 9月26日、工学部電子情報通信工学科は、パナソニック株式会社R&D本部グローバルソリューション推進室の大塚倫生氏を講師に迎え、大宮キャンパスにおいて第1回「OITテクノフロンティア オン エレクトロニクス」を開催し、学生、教員、企業関係者など約100人が聴講しました。
 この講座は、12月にかけて全4回で開催する公開講座で、安心・安全・快適で持続可能な社会を構築する電子情報通信分野の先端技術について、本学卒業生を含め、企業などの第一線で活躍される技術者や研究者の方を講師に迎えて実施します。
 講演に先立ち井上学長から、スペインのサラマンカ大学への留学の事例など本学が実施している海外留学支援制度の状況を織り交ぜながら、技術・事業等のグローバルな展開を知ることが大切であることや、公開講座の内容がグローバルでバランス良く多岐に渡っていていることなどを説明し、開会のあいさつとしました。
 講演では、大塚氏から「グローバルイノベーションによる新事業創出」と題して、同社のグローバル産学連携によるイノベーション創出の取り組みについて説明いただきました。P&G社やApple社の事例を用いた「オープンイノベーション」手法に関する解説では、外部の開発力を活用することが効果的であることを示しました。また、「デザイン思考」手法によって、ユーザーの潜在的課題を分析し、新しいユーザー体験を生み出すプロセスを説明いただきました。
 聴講した学生に対しては、イノベーションが出来る“人財”になることや、専門性を高めるため大学院進学が有効であることなどをアドバイスいただきました。
 講演後は活発な質疑が行われ、「イノベーション創出手法の弱点は?」という問いかけに「自社の強みが見えなくなる場合があるので、コアとなる強みをしっかり持つことが重要です。」とメッセージを送ってくださいました。

 第2回は10月22日、株式会社豊田中央研究所の山田直之氏を講師に迎え、「事故ゼロを目指して: 車載レーダの現状と今後」と題してご講演いただきます。ぜひご参加ください。