10月19日、本学は大阪市旭区などと連携し「淀川クリーンキャンペーン」を開催しました。8回目の開催となる今年は、「地域みんなで淀川・城北ワンドの環境をまもろう」をテーマに、小雨が降る悪天候にも関わらず学生や教職員、地域住民など約800人が参加。先月の台風の影響で氾濫した淀川を、大学と地域が一丸となって本来の自然に戻すため、参加者は赤川鉄橋付近から河川敷グラウンドまで約3キロにわたって空き缶やたばこの吸い殻、不燃物ごみなどを拾い集めました。
　参加した工学部機械工学科4年次生の木下雄喜君は「校舎から見る淀川の眺めが好きで、今回ボランティアに参加できて良かったです。台風の被害の爪あとがまだ少し残っていますが、これからも淀川の環境を守り、多くの人に親しんでもらいたい」と話してくれました。
　また、イタセンパラをはじめとする淀川水系の生物の展示や淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク主催による「外来魚駆除釣り大会」、同区が主催するおもちゃの物々交換と防災を楽しく学ぶ「イザ！カエルキャラバン！」なども同時開催され、にぎわいを見せました。
　淀川は学生生徒たちが環境共生を学ぶ身近な場所になっており、本学は今後も地域の自然環境を守る取り組みとして活動を続けていく予定です。