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徳島県佐那河内村の旧家再生事業に取り組んでいます
2013.12.09
工学部では現在、教育の一環として徳島県佐那河内村の村おこし事業に連携・協力しています。
同村では、旧家再生事業を中心とした村おこしを計画しており、村役場から本学に協力依頼がありました。
この取り組みを進めるのは、建築学科建築設計第2研究室の前田講師と学生たちで、参加学生は大学院生2人、学部3年次生5人、2年次生3人の計10人です。初めて同村を訪れる学生がほとんどでしたが、参加学生の中に地元出身者がいることもあり、他の学生も地元の方とすぐに打ち解け、村おこしへの意欲を高めていました。
同村には豊かな自然や大切に守られてきた伝統など、見所がたくさんあります。学生からは、星空の美しさを生かした取り組みや親子で参加できる体験イベント、地元の食材を生かしたメニュー展開、宿泊を通して昔からの風習を伝える取り組みなど、さまざまな村おこしのアイデアが挙げられました。そして、このために「『建築』で何ができるか」「建築物だけで完結せず、地域とどうつなげるか」について真剣に考えています。
また、11月23日には工学部と同村の間で「連携・協力に関する協定書」の調印を行いました。これをきっかけに本プロジェクトを加速させ、学生の実践力を高める取り組みをさらに展開していく計画です。