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第4回「OITテクノフロンティア オン エレクトロニクス」開催しました

2013.12.19

  • 講師の牧山氏 講師の牧山氏
  • 学生との対話が多く見られた講演 学生との対話が多く見られた講演

 12月12日、工学部電子情報通信工学科は、第4回「OITテクノフロンティア オン エレクトロニクス」開催を大宮キャンパスで開催し、学生、一般の方など約150人が聴講しました。
 シリーズ最終回となる今回は、ハイテク企業への事業開発支援を行うシリコンプラネット代表取締役社長の牧山クリストス氏(本学OB)を講師に迎え、「情報通信技術の最新動向と日本の役割」と題して講演いただきました。
 講演ではインターネットの観点からテクノロジーをテーマに置き、世界中のICT関連企業の最新事例を題材に展開されました。
 同氏は冒頭で「テクノロジーは信仰や科学とならび、『不確実性への挑戦』に寄与する手段である」力説され、「テクノロジーは問題解決方法として位置付けられているが、解決方法は自分の考え方や価値観次第で決まる」とご自身のこれまでのキャリアに裏付けられた哲学も語られました。現在、世界中で利用されているインターネットが経済や社会活動の基盤になっている中、Web3.0 という新たなパラダイムでは「1つのWebサービスを越えたサイト間のつながりや組み合わせが主流になる」と展望を述べられました。
 またビッグデータを多くのソースからリアルタイムに解析することが不確実性を予測する手法であると提言し、「このような情報革命による新しい価値観が『世界市民』として世界中が結ばれ、経済や教育が大きく変化する」と言及されました。
 最後に「Why」をキーワードに日本企業の栄枯盛衰を例にあげ、「企業は何のために社会の中で存在するのか、この何故を常に意識して事業展開していくことが大事です。皆さんも、自分の『Why』を探し、進みたい道を歩んでください」と学生たちにエールを送り、会場は大きな拍手に包まれました。