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JAXA技術マッチングセミナーを開催しました

2014.02.17

  • 参加学生による発表の様子 参加学生による発表の様子
  • シンポジウムの企画・運営に携わった学生たち シンポジウムの企画・運営に携わった学生たち
  • 知的財産の活用について語る高田講師 知的財産の活用について語る高田講師

 2月12日、本学知的財産学部は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)・公益社団法人大阪府工業協会・MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)と合同で「JAXA技術マッチングセミナー」を本町セントラルビル(大阪市中央区)で開催し、宇宙関係の技術分野での事業展開を考えている方など約50人に参加いただきました。
 同セミナーでは「ウチの会社もJAXAと新商品開発できるかも!~宇宙服の技術が、地上で働く人達を助ける?~」をテーマに、JAXAの持つ知的財産のライセンス活用やオープンラボ共同研究など、企業が宇宙ビジネスにチャレンジした事例の紹介が行われました。
 初めに、大阪府商工労働部ものづくり支援課総括主査の河嶋憲治氏から「大阪府のJAXAとの連携の取組み」と題しお話しいただきました。
 次に、本学知的財産学部が「公開シンポジウム『中小企業の技術とJAXAの宇宙開発』の開催報告」と題し、講演を行いました。昨年10月に本学で開催した同シンポジウムは「中小企業技術の宇宙開発への導入を積極的にアピールして、中小企業や地域社会活性化の起爆剤としたい」と、学生たちが熱い気持ちを込めて企画したもので、JAXA産業連携センター成果活用促進グループ長の三保和之氏、棚橋電機株式会社代表取締役社長の棚橋秀行氏、内田・鮫島法律事務所の鮫島正洋氏をお迎えし講演いただいたほか、学生が「JAXAの知的財産」をテーマにプレゼンテーションを行いました。
 参加学生を代表して開催報告を行った2年次生の齊藤優理さんは「中小企業の活性化が地域社会の活性化につながる」と力強く語りました。齊藤さんからの報告後、同学部の高田講師が、中小企業のノウハウを取り扱い、知的財産関係の契約交渉を担う人材の不足に触れ、本学の知的財産専門職大学院の果たす役割について述べました。
 続いて、JAXA産業連携センターの田辺久美子氏から「JAXAのニーズ紹介等」、枝村一弥氏から「JAXAのシーズ紹介等」について、具体的事例をお話しいただきました。
 終了後は学生が他の参加者と情報交換を行うなど、参加者同士で活発な議論が交わされました。