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ロボティクス&デザインセンターの開所式を行いました
2014.07.25
7月23日、大宮キャンパスでロボティクス&デザインセンター(以下、RDC)の開所式を行い、企業関係者や報道関係者など約70人の方にご出席いただきました。
RDCは、ロボティクスやデザインなど、さまざまな“知”を集結して、子どもから高齢者までが元気に豊かに暮らせる新しいライフスタイルのイノベーションを提案する拠点としての役割を果たします。
開式の挨拶で、井上学長は、「高齢化社会を背景にして現在は、ロボットの活躍の場が生産現場から高齢者や障害のある方などへの生活支援の場にシフトしています。RDCでは、学生のアイデアと企業などの技術を集結して日常生活に役立つロボットを製作し、イノベーションを起こします。また、2017年には梅田に設立する新キャンパスで活動を展開する予定です。同キャンパスでは、産業界や海外有名大学との連携のもと、これまでにない教育研究活動を展開し、子どもから高齢者まで多様な人々が集うサイエンススペースを設置する計画です。そこでは学生たちの柔軟な発想から生まれたデザイン提案を展示し、最先端のロボット関連技術を体感できる、都心のイノベーションショーケースを目指します」と話しました。
次に本田センター長、松井・宮岸副センター長から「RDCでは、企業からの課題提供に対する解決策・アイデアについてミーティングやロボットの試作をスムーズに行うことができるよう空間を構成しています。技術だけではなくユーザー本位のデザイン思考で学生の創造力を育てていきたいと考えます。まずは、地元の千林商店街の協力を得、試作ロボットをもとに市場のニーズ調査・分析をし、新たな生活支援ロボットを開発していく計画です」と語りました。
その後行われた協力企業によるロボットなどのデモンストレーションでは、出席者がその仕組みについて熱心に質問するなど関心の高さがうかがえました。
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