ページトップへ戻る
  1. トップページ
  2. トピックス
  3. 機械工学科が海外の著名な研究者を招き、機械工学セミナー(国際版)を開催しました

トピックスTOPICS

機械工学科が海外の著名な研究者を招き、機械工学セミナー(国際版)を開催しました

2014.11.10

  • インド工科大学Kapuria教授講演の様子 インド工科大学Kapuria教授講演の様子
  • 国立台湾科技大学Chao教授講演の様子 国立台湾科技大学Chao教授講演の様子
  • セミナーの様子 セミナーの様子

 10月14日,本学主催の国際会議ACMFMS2014に参加された2人の著名な研究者をお招きして、大宮キャンパスにて機械工学セミナー(国際版)を開催しました。大学院生や卒研生のほか教員も含めておよそ80人が参加し、機能材料の力学に関する2つの講義を熱心に聴講しました。
 1人目の講師は、インド工科大学デリー校のKapuria教授で、講演題目は「Coupled Mechanics of Smart Composite, Sandwich and FGM Plates and Shells」。同学科において2年次の授業の「はり理論」に関する基礎的な内容から、国際会議ACMFMS2014で発表された最新の研究成果までの内容で、航空機や宇宙機器への応用が期待される弾性・圧電複合構造物の三次元境界応力の解析に関することを丁寧に教えていただきました。
2人目の講師は、国立台湾科技大学のChao教授で、講演題目は「Crack Problems in Heterogeneous Solids」。機能材料の安全性・信頼性評価に欠かせないき裂問題をどのように評価するか、黒板での図解を交えて解りやすく教えていただきました。
講演後、質疑応答の際、学生から基礎的な力学に関することから将来の最先端材料に関することまで様々な質問がされ、活発に意見交換されました。
 今回初めて英語による専門分野の講義を受講する学生も多かったですが,お二人の先生による懇切丁寧な講義を通じて英語でのコミュニケーションを身近に感じる良い機会となりました。
 この経験を糧としてこれからの学生生活をさらに充実させ、世界で活躍できるグローバル人材に成長してくれることを期待します。