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「第5回Oh!ITグローバルフォーラム」を開催しました(枚方キャンパス)

2015.04.30

  • 質疑応答の様子 質疑応答の様子
  • 講演中の様子 講演中の様子

 情報科学部は4月24日、「第5回Oh!ITグローバルフォーラム」を開催しました。今回は、韓国総合芸術学校美術院から金炅均(Kim Kyoung kyung)教授を講師に招き、「文化的コンテキストとしての情報デザイン」というテーマで特別講演を行いました。
 「情報とデザインは無関係と思われがちですが、近づくともっと面白いことができます」と流ちょうな日本語で話す金教授。「正しい情報を正しく伝えるデザイン」の世界に足を踏み入れたきっかけや、今まで手掛けてきたプロジェクトの裏話、武蔵野美術大とのコラボレーション例など、随所にユーモアを散りばめながら紹介してくださいました。
 ユーザーを観察し、潜在的な課題を可視化する「デザイン思考」という発想法は、近年ものづくりの現場でも注目を集めており、情報技術の世界でも例外ではありません。会場となった枚方キャンパス1205教室に集まった約100人の学生・教員は、デザインと情報が融合する事例と今後の可能性について熱心に耳を傾けていました。金教授は、「短絡的な考え方では新たな発想は生まれない。さまざまな分野との融合も大切。いままで見えてこなかったものが見えてくると思います」とまとめました。
 金教授との連携は今後も続きます。今年8月~11月に国立民族学博物館(吹田市)で開催される日韓国交正常化50周年の記念特別展「韓日食博」では、食文化デジタルミュージアムの構築に取り組む予定です。