ページトップへ戻る
  1. トップページ
  2. トピックス
  3. 「ソーラーカーレース鈴鹿2015」に出場しました

トピックスTOPICS

「ソーラーカーレース鈴鹿2015」に出場しました

2015.08.10

  • ピットからスタートするソーラーカー ピットからスタートするソーラーカー
  • 表彰を受ける(中央左から)石原健太君(機械工学科4年)と田口裕也君(同3年) 表彰を受ける(中央左から)石原健太君(機械工学科4年)と田口裕也君(同3年)
  • 後援会の方や卒業生も応援に駆け付けてくださいました 後援会の方や卒業生も応援に駆け付けてくださいました

 7月31日~8月1日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された「FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP ソーラーカーレース鈴鹿2015」のFIAオリンピアクラスに、ソーラーカープロジェクト「TEAM REGALIA」が出場しました。このクラスは5時間耐久レースで、1周約5.8kmのコースを走行し、時間内での走行距離を競うものです。
 31日に行われたフリー走行の際に車体の左前方を破損し、タイヤ周りや電気系統をすべてやり直すというレースを辞退するか否かという危機的状況に陥ってしまいました。そんなトラブルにも冷静に対応し、翌日の午前12時のスタートに間に合わせようと、メンバー全員で夜通し修理に取り掛かりました。スタート時間には間に合いませんでしたが、電気系統などがつながりはじめ、徐々に本来の姿に近付いていきます。そして、メンバーの思いを乗せたソーラーカーは午後2時にピットを飛び出しました。しかし、ベストな状態に戻すことはできず、毎周ピットで調整せざるを得ない状況でした。結果、4周を走行。終了のホーンをピットで聞きながら、悔し涙に暮れました。
 疲労と結果に落胆していたメンバーでしたが、大会で印象に残ったチームに贈られる「トリナ・ソーラー賞」を受賞。最後まで諦めない姿が評価され、晴れやかな表情で鈴鹿を後にしました。
 今大会での苦い経験で、メンバーはひと回りもふた回りも成長した事でしょう。敗れたからこそ知り得たことを胸に、彼らはより強いチームを目指していきます。今後も同チームの活躍にご期待ください。