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第2回「OITテクノフロンティア」を開催しました~技術者の仕事-エレクトロニクスの可能性の開拓~
2015.09.30
工学部は9月25日、第2回「OITテクノフロンティア」を大宮キャンパスで開催し、学生、一般の方など約200人が参加しました。
この講演会は情報通信、ロボットなどの分野の最前線で活躍されている方を講師に迎えて、全5回で開催。毎回、最新の話題を発信します。
第2回となる今回は、ローム(株) パワーアプリケーション開発部統括課長の中原健氏を講師に迎え、「技術者の仕事-エレクトロニクスの可能性の開拓」と題する講演を行いました。
中原氏は冒頭、半導体市場の成長過程や光エレクトロニクスと世の中の流れを分かりやすく説明。酸化亜鉛(ZnO)発光ダイオード(LED)の開発に没頭したことを振り返り、「未来がどうなるとか、コストパフォーマンスがどうか考える前に、目の前にあることを精一杯取り組み、第一人者になることを目指した」と苦労話の中に芽生えた独自のプラス思考を語りました。また、「お客さんは誰か?何を求めているのか?を常に自身に問い掛け、技術は学術ではなく、買ってもらって使ってもらって初めて『技術』となる」という技術者魂も強調しました。
次回の「OITテクノフロンティア」は10月16日に大宮キャンパスで、(株)国際電気通信基礎技術研究所(ATR)の宮下敬宏氏を講師に迎え、「ICT×ロボット研究開発とグローバル・イノベーション創出戦略」をテーマに開催します。詳細はこちらをご覧ください。