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工学部チームが「社会人基礎力育成グランプリ2016近畿地区予選」で優秀賞、決勝大会へ
2015.12.09
12月6日、「社会人基礎力育成グランプリ2016近畿地区予選大会」(社会人基礎力協議会、経済産業省共催)が本学大宮キャンパスを会場に開催されました。予選には、本学工学部と情報科学部の2チームが出場し、工学部チームが1位の「優秀賞」に選ばれました。近畿地区代表として 来年2月22日の決勝大会〔会場:拓殖大学文教キャンパス(東京都文京区)〕に進み、本学3度目の全国の頂点を目指します。
大学のゼミ、研究、授業などの活動を通じて、学生たちが経済産業省の提唱する「社会人基礎力」をどれだけ成長させることができたか、を審査・評価するものです。予選は全国6地区で開かれ、今年の近畿地区大会には10大学14チームが出場しました。
工学部の電気電子システム工学科の大森英樹教授と大原申也君(工学研究科電気電子工学専攻博士前期課程1年)、北本拓也君(同)、金子佳市君(電気電子システム工学科4年)は「未来エネルギー機器開発で学生チームが世界の強豪に挑戦-社会に通用する開発部隊への成長-」と題し発表。電気自動車のワイアレス充電装置の国際開発コンテストに出場し、技術開発だけでなく部品調達や税関での交渉など次々と出てきた壁を乗り越え、世界第3位の成果を得た挑戦の軌跡を語りました。
情報科学部からはコンピュータ科学科の岩出秀平教授と3年生の吉田望花さん、松本陣君、岡本祐哉君が「コンピュータ設計プロジェクト~チームで取り組んだコンピュータ設計への挑戦~」と題し、学内コンテストの課題解決を短い期間内にチームワークでクリアしていった体験を発表しました。
見事に近畿地区代表に選ばれた工学部チームには、審査員から「様々な課題に最後まであきらめずチームで乗り越えたのが素晴らしい。解決した課題をもう少し絞ってクローズアップした方がいい」と高い評価とともに決勝大会へのアドバイスも受けました。