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「LIVING&DESIGN 2012」に工学部空間デザイン学科が出展しました

2012.11.01

  • 「綿棒」で「卵」をイメージした作品 「綿棒」で「卵」をイメージした作品
  • 足を止め作品に見入る来場者の方々 足を止め作品に見入る来場者の方々
  • 代表を務めた永元さん(左から3人目)とプロジェクトメンバーたち 代表を務めた永元さん(左から3人目)とプロジェクトメンバーたち

 10月24日~26日、大阪国際会議場(大阪市北区)で開催された「LIVING&DESIGN 2012 住まいと暮らしのリノベーション TOTAL INTERIOR」に、工学部空間デザイン学科が出展しました。昨年に引き続き3回目となるブースは、同学科西應研究室の4年次生7人を主体としたプロジェクトチームで、3年次生を含む総勢20人が『素材の見方を変える』をテーマに制作しました。
 3m×3m×2.7mの展示スペースに『綿棒』で積み上げられた『卵』をイメージした作品が空間を演出し、インテリアを中心とした企業関係者の方々など一日あたり約680人の方が足を止められました。スタッフの学生から「素材は綿棒です」と説明されると一様に驚いた表情で実際に作品に触れられ、活発に言葉を交わされていました。
 この作品は、『綿棒』という無機質な構造体から自然界の有機的な『卵』を表現し、日頃見慣れている素材を異なる角度から見ることで、デザインの可能性が広がることを表現しました。約30,000本の綿棒を使い、30層もの綿密な図面をもとに卵を描くように下から積み上げられた作品は、製作に約2ヶ月間かかりました。綿棒は一本一本洗濯のりでコーティングし乾燥させることにより、見た目の美しさと強度を高めました。
 期間中、ブースを訪れた方からは、「素晴らしい。見ていて楽しく作品に引き込まれていく」「中に光源があってもきれいですね。色を入れたバージョンも見てみたい」などたくさんの賞賛の声とあたたかいお言葉を掛けていただきました。チームの代表を務めた4年次生の永元沙帆さんは「つくる過程では大変で辛いこともありましたが、形になったときの達成感は大きいです。良い反応はもちろん、作品に対する厳しいご指摘も、素直に心に響きました。いろんな可能性が見え、次にまた機会があればもっといい空間にする自信があります。こういった感覚がものづくりの楽しさだと思います」と素敵な笑顔で語ってくれました。

出展作品の写真は大阪工大Facebookでも公開していますので、ぜひご覧ください。
大阪工大Facebook 公式ページはこちら