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「TOBIRA第2回研究交流フォーラム」で工学部ロボット工学科の筒井教授が「田中啓二特別賞」を受賞しました
2013.02.07
2月5日、東京工業大学のキャンパス イノベーションセンター(東京都港区)で開催された「TOBIRA第2回研究交流フォーラム」(主催:TOBIRA)において、本学工学部ロボット工学科の筒井教授がポスター発表を行い、「田中啓二特別賞」を受賞しました。
このイベントは、有用な新規診断法(バイオマーカー・診断機器・診断薬などの研究開発)、および医学関連シーズ研究を行っている研究者と実用医療とを確実に橋渡しする役目を担うことを目的に開催されました。
同教授は、マイクロ構造物を迷路構造に配列し、血液中の血球を補足し血漿成分を効率よく抽出する「マイクロ血漿成分抽出フィルタの開発」をテーマに発表。血液1滴から血球成分を破壊せずに分離し、血漿成分のみを抽出する『マイクロ血漿成分抽出フィルタ』について詳しく紹介しました。この研究発表に対し、優秀な発表としての意見が多数挙がり「田中啓二特別賞」が授与されました。
<TOBIRAとは>
東京バイオマーカー・イノベーション技術研究組合(Tokyo Biomarker Innovation Research Association:TOBIRA)の略で産・官・学・医が密接に連携する経済産業省認可の非営利組織です。
<田中啓二氏について>
同組合理事長。公益財団法人東京都医学総合研究所所長。東京大学大学院ほか客員教授。