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子ども理科講座「ノーベル」を開催しました
2013.03.29
3月26日、大阪府門真市教育委員会主催の“子ども理科講座ノーベル”に、「IHクッキングヒーターの秘密~磁石の力ってすごい!~」というテーマで、午前と午後の2回、講座を提供しました。工学部電気電子システム工学科の森實教授が講師となり、研究室の学生10人がアシスタントで活躍しました。講座には門真市の小学生45人が参加し、約2時間のあいだ、理科の勉強や実験・工作に取り組みました。
前半では、永久磁石の特性を理解したうえで、割り箸とエナメル線で工作を行い、それに電気を通すことで電磁石ができることを確認しました。また電磁誘導の原理を使って、IHクッキングヒーターから線が繋がっていない電球に電気を流し光らせる現象を体験しました。
後半では、電磁誘導を使っているモーターが力を発生することを学ぶため、鉄の棒の先に磁石を取り付けて、クルクル回しながら水に浮かぶアルミホイル船に近づけると、次第に船が進み出す実験を行いました。
低学年の子ども達には少し難しかったかもしれませんが、実際に自分でモノを作ったり、理科実験をしたりする機会が少ないためか、一生懸命頑張ってくれました。最後には、頑張ってくれた参加者全員に「子ども理科講座ノーベル博士」の認定証を授与しました。