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「枚方産学公連携フォーラム2016」で成果発表とパネルディスカッションを実施

2016.12.01

  • 顔映像からの脈拍計測の成果発表の様子 顔映像からの脈拍計測の成果発表の様子
  • ソリューションデザインプロジェクト成果発表の様子 ソリューションデザインプロジェクト成果発表の様子

 11月19日、枚方市地域活性化支援センターで開催された「枚方産学公連携フォーラム2016※」で、情報科学部学生プロジェクトの学生と教員が、テーマ「地域に根ざす、身近な IoT あらゆるモノがネットにつながる!~ IoTが変える近未来の社会~」について、成果発表とパネルディスカッションを行いました。

※枚方産学公連携フォーラム2016 ~世界に通じる新産業創造都市をめざして!~
http://www.hirakata-kassei.jp/event/lecture005/

ソリューションデザインプロジェクト成果発表
 ソリューションデザインプロジェクト「善意の見える化プロジェクト」のメンバー10人(1年~3年)が、 6月から企画・開発を行ってきた社会的課題を解決するスマホアプリの成果を発表。北野みのりさん(情報メディア学科3年)は、震災での避難訓練シミュレーションアプリ、並里翔平さん(同学科3年)は、人と人をマッチングする人材募集アプリ、植田麻裕さん(同学科3年)は、女性が危険と感じる夜道や場所をユーザー同士が共有できるアプリの発表を行い、枚方市長を含めて約100人の産業界や官公庁の専門家、一般市民に、IT技術を用いて善意の見える世の中に変えたいと力強いメッセージを送りました。会場からは、激励の拍手があり、サービス実現に向けて更なる開発に取り組む予定です。

イノベーション大賞受賞記念報告
 11月3日に北山祭で行う研究室発表会で、毎年、産業界の視点から優れた研究成果に対して贈られるイノベーション大賞(ひらかた産業クラスタ主催)の受賞記念報告がありました。今年は、Scientific Visualization研究室(情報システム学科)が受賞し、指導教員の鎌倉快之講師が、「顔映像からの脈拍計測」に関する成果発表を行いました。

地域の中堅中小企業におけるIoTビジネスに関するパネルディスカッション
 「地域の中堅中小企業におけるIoTビジネスへの参入と活用」をテーマに、情報メディア学科の佐野睦夫教授が、コーディネーターとしてパネルディスカッションを行いました。地元の代表的な2つの企業の社長を招き、特別講演の講師とともに「IoTとは何か」「IoT導入によるメリット/デメリット」「何からスタートすべきか」「顧客を継続的に獲得するには」などの課題に関して、公開コンサルテーションを行う内容で、企業が抱える課題を実際に取り上げ、その場で解決する試みに対して、会場から高い関心が寄せられました。