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生活支援ロボットシステム研究室が堺高石青年会議所のイベントに出展

2019.11.01

  • 廣井准教授と生活支援ロボットシステム研究室の学生ら 廣井准教授と生活支援ロボットシステム研究室の学生ら
  • 「あなたアウト~」と動きを認識した参加者を指摘するロボット 「あなたアウト~」と動きを認識した参加者を指摘するロボット
  • 小学生にやさしく説明する深間内さん 小学生にやさしく説明する深間内さん

 10月22日、旧堺市立泉北高倉小学校で開催された「子供だけの謎ときアクション(主催:堺高石青年会議所)」にロボット工学科の生活支援ロボットシステム研究室(指導教員:廣井富准教授)が、「ロボットによるだるまさんが転んだ」を出展しました。本イベントは「AIと共生できる未来を」をテーマとしており、未来を担う子どもたちがロボットを理解する機会を提供するため、同研究室が協力ました。
 
 本イベントは地元の小学4年生~6年生が対象で、96人が参加しました。同研究室は人の動きを検出するセンサーを搭載した2台のロボットが鬼役となって子供たちと「だるまさんが転んだ」を行うイベントを実施。センサーの取り付け位置を参加者の身長に合わせて調整できるようにしたり、怪我防止用のクッションの取り付けなど、イベントに合わせてロボットの改良を行いました。参加した小学生からは「このロボットが家にあったらいいなと思った」「ロボットと一緒に遊んだのは初めてだったけれど面白かった。作ってみたいと思った」などの感想がありました。

 深間内慧さん(4年)は「子供が相手なので事前に説明方法や立ち居振る舞いなどを練習して臨みましたが、専門的な用語を使わずに分かりやすく説明することが難しく、苦労しました」と振り返り、「人を検出する技術にはまだ課題が多くあります。今回のイベントでさまざまな身長の対象者らに対応するためには、検出精度をもっと高める必要があると感じたため、今後の改良に生かしていきたい」と語ってくれました。