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社会人基礎力グランプリ近畿地区予選大会で優秀賞を受賞しました

2022.03.01

  • 開発した栽培システム 開発した栽培システム
  • 植物の成長を促進させるための特殊な照明 植物の成長を促進させるための特殊な照明
  • 活動を振り返って成長を実感したポイントを話す森井さん 活動を振り返って成長を実感したポイントを話す森井さん

 2月13日、オンラインで開催された「2021年度人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ近畿地区予選大会」で、ネットワークデザイン学科(旧名称:情報ネットワーク学科)のサイバーヒューマンシステム研究室(指導教員:樫原 茂 准教授)のチームが優秀賞を受賞しました。本大会は、経済産業省がとりまとめ定義した、ライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力「人生100年時代の社会人基礎力」の普及とその効果的な教育方法の研究推進を目的に、その取り組みで成長をとげた学生らの多様な実例を審査・表彰するものです。
 
 同チームは、情報科学部と枚方市役所、北大阪商工会議所による地域課題解決プロジェクトひらかたアイデアソン・ハッカソン「Hirathon(ヒラソン)」での取り組み「大阪府枚方市におけるエディブルフラワーを特産品とした街活性化プロジェクト」について発表しました。
 
このプロジェクトは、コロナ禍による観光客減少の課題に対して、都市型農業を用いて枚方市の新たな特産品を開発し、新規の集客や活性化につなげるというものです。チームが枚方市で毎月開催されている「枚方宿くらわんか五六市」と連携して検討し、注目したのは「エディブルフラワー」という食用花でした。エディブルフラワーの栽培方法や普及方法など、さまざまな分野が情報技術の領域外ですべてが手探りという状況でしたが、姉妹大学の摂南大農学部に相談するなどして課題を一つずつクリアしていきました。アイデアをまとめ、エディブルフラワーの自動栽培キットを開発し、個人や店舗、学校などで栽培から販売もしくは給食での提供を行うことで独自の地産地消市場の形成を構想。枚方宿くらわんか五六市などのイベントを通じて消費者にエディブルフラワーを届けることで特産品としての認知度を向上させ、同市を活性化させる計画をまとめました。
 
 審査員からは「農業という全くの異分野と融合して新しい技術を開発する試み」が評価され、優秀賞を受賞するに至りました。
 
<サイバーヒューマンシステム研究室チーム>
・樫原 茂  (ネットワークデザイン学科 准教授)
・遠藤 圭二 (情報ネットワーク学科4年)
・近森 翔  (同上)
・藤本 真己 (ネットワークデザイン学科3年)
・森井 満優子(同上)